スター倶楽部の支援とは・・・

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
取締役の武川です。

鹿児島は梅雨もあけ、毎日猛暑に悩まされています。
しかし、最近は桜島の降灰がないためにダブルでの被害はないので、まだ幸いだと思わなければなりませんね。
そんな事を考えていると、人生そのものだなと思います。

同じ状況でも「不満」に感じる人「良かった」と考える人がいると思います。
常日頃より、「良かった」と考えるような生活をしていると、たとえ『考える』事が出来なくなった（認知症状）時でも、「良かった」と感じる事が出来るのではないのでしょうか？
若いころより「不満」を感じ、それを周囲にぶつけてしまっていると、感情のままに周りに迷惑をかけてしまう老後を送ってしまうような気がします。
ご本人「娘がいないから、残念だ。嫁ではやっぱりねぇ↘」「こんなに長生きするんじゃなかった。早く死にたい」
ご家族「こんなにしてあげているのに」「早く死ねばいいのに」なんて言葉をリアルに耳にします。

高齢者福祉に長く携わり多くの高齢者とそのご家族とお話をさせていただきながら、私なりに大切にしている事があります。
それぞれに抱える問題や感情をしっかりと受け止め、問題解決に向けて一緒に心を解きほぐしていく中で、お互いを理解しお互いの存在そのものを「不満」ではなく、「良かった」と思えて頂けるような支援を心がけています。

そして「スター俱楽部があったから本当に良かったぁ～」とお通夜の席などで言われ、周りの親族の方々にも紹介していただくことがあります。これぞ、私たちのやりがいにつながります。

ご本人もご家族も、笑顔で最期を迎えられるように努力しています。